「創造と変革の志士たちへ」出版記念セミナー

堀学長のセミナーに出席してきました。簡単ですが、メモを残しておきます。

・能力と人的ネットワークさえあれば、無限の可能性が生まれてくる
・経営に必要な能力。ひとつは知識・フレームワーク。ひとつは考える力。そしてもうひとつは人間関係能力。

・志とは何か

  • 壮大なもの
  • 感動を伴うもの
  • 「やる」と事前に意思決定すること  志は願望とは違う。

・ビジョン=将来の青写真を明確に描く
 信念(知の極み)になるまで考え続ける
人間力とは何か。
  →自分の器を高める。志を伝播する →人的ネットワークにつながる
人間力の3要素

  • 人間的魅力:良い感情を、気持ちよく、まっすぐに
  • 人徳:小善の積み重ねによって、徳を得る →大善は偽善に、小善は徳に
  • 情熱と信念

・創造と変革とは何か?
  →常識を否定し、自分で考えることから始まる。その上で、強い使命感と志を持ち、多くの仲間を募りながら、可能性を信じて勇気を持って行動すること
・ポジションを取ることを恐れない。自分の可能性を信じる。とことん、信じる。

・志士に必要なもの

  • AQ:逆境を楽しむ姿勢

   →自分が楽だな、と思うときは、自分の成長が止まっているとき
   →自らに試練を与える、試練を楽しむ

  • 経営者の5カン(世界観・歴史観・人生観・倫理観・使命感)

・経営者には、能力もマインド・志も、どちらも大事
・「創造」時は、誰も人がついてきてくれなくて、苦労する
   →でもそれは当たり前。だって創造は常識を否定することから始まるのだから
   →断られ続けても仲間を探し続ける。そんな中でついてきてくれた仲間を大切にする
ベンチャーの立ち上げとは、「多くの仲間(ステークホルダー)を巻き込んで、仲間(ステークホルダー)を満足させていくプロセス」

・60歳になったときの自分の青写真を出来るだけ具体的に描いてみよう。
   →そのとき自分は何を成し遂げているか考えよう。
   →そのとき自分は何をしようとしているのか考えよう。
   →そのとき自分は誰と一緒にいるのか考えよう。
   →そのとき自分はどこにいるのか考えよう

   →そして、そのときの自分に向かって、今の自分に何ができるのか、楽しみながら考え、実行していこう。

会場でも配布された「創造と変革の志士たちへ」。その中で、私が一番好きな部分を(少し長いが)引用しておくことにする。

楽しいことや好きなことを探すためには、自分がワクワクすることは何かを感じ取ることが大事である。自分が「楽しいと思っているのか」「やりたいと感じているのか」「好きだと思っているのか」など、自らに問いかけてみて、自分の感情を理解することが肝要である。
つまり、自分自身の感情を理解することが、最初のステップだと思う。そこにワクワクするものがあるならば、まずは入ってみて、自分に合うかどうか、適性があるかどうかを試していく。その延長線上に、二十年後、三十年後の自分の姿が描けて、その姿を美しく、楽しいと思えるかどうか。そこに至るプロセスも楽しめるかどうかを問いかけながら、自分の使命を模索していく必要があるのだ。

「創造と変革の志士たちへ」 堀義人 P80 より引用