Restart
生存確認。まだ、生きてます。
あれからいろいろ変わりました。会社はのべ3回変わったし、いいこともあれば悪いことも。
日本語SPAM
最近、明らかに外国製と思われる日本語SPAMが増えてきた。こうしてみると、日本人以外による日本語SPAMって難しいんだなあって思う。このメールを見て、これが日本人以外による文書(つか自動翻訳)じゃないと思う人はいないだろう。わざわざヘッダとかを見るまでもない。「このレベルの日本語」に相当する英語を書く人は世界中どこにでも(ここにもいる・・・)から、「このレベル」の英語のメールは普通に見慣れている。だから英語のSPAMはまだ「キク」と、スパマーに思われているのかもしれない。
そういう意味では、日本語であること自体がFirewallになっているのね(良い意味でも悪い意味でも)。
<メール本文>
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HTMLソース上に"http://specifypick.com"へのリンクあり。<ヘッダ>
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X-BkASPil-Result: none
X-DTI-Virus-Check: checked
X-DTI-Recipient: <***************>
Return-Path:
Received: from mgate02.dti.ne.jp (mgate02.dti.ne.jp [202.216.228.55])
by mbox27.dti.ne.jp (3.10p)
with ESMTP id o0UDkQYE013594 for;
Sat, 30 Jan 2010 22:46:26 +0900 (JST)
Received: from fm-ip-118.136.124.166.fast.net.id (fm-ip-118.136.124.166.fast.net.id [118.136.124.166])
by mgate02.dti.ne.jp (3.11g)
with SMTP id o0UDk6Op013706;Sat, 30 Jan 2010 22:46:08 +0900 (JST)
Date: Sat, 30 Jan 2010 07:44:08 -0600
Message-ID: <7220562856.GEDV7ODYK680629u10@mongolia.colima.com>
From: "WhiteSmoke Writer 2010 "
To: *******************
Subject: 画期的体験 – パーフェクトな英文ライティングを始めましょう
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/html; charset=iso-8859-1
Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-DTI-Spam-Flag: Yes
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JSAGとIIBAの会員になりました
ITストラテジスト試験に合格したことをきっかけに、JSAG(日本システムアナリスト協会)とIIBA(International Institute of Business Analysis)の会員になりました。IIBAの方は、本部(Canada)と合わせて日本支部の会員にも申し込みをしています。
どちらについても入会の目的は同じで、ひとつはネットワーキング。もうひとつは社会貢献です。
- ネットワーキング
- 今まで経営大学院の中で様々な方とのネットワークを築くことができましたが、私の本来の領域であるIT、特に上流工程におけるネットワークを作りたいという思いがありました。ITストラテジスト試験に合格したことを一つのきっかけとしてJSAGに入会することを決めました。また、同じく上流工程におけるネットワーキングという意味で、前から興味があったBABOKの総本山であるIIBAにも入会することにしました。
- IIBAには参加資格は特にないが、JSAGの方は「旧システムアナリストorITストラテジスト試験の合格者」であることが参加条件となる。JSAGの方はそれなりのレベルの方が参加しているそうなので、今から参加するのが楽しみだ。
- 全くどうでもいい話だが、JSAGの方は年会費2000円なのに対し、IIBAの方は年会費が95ドルもする…(さらに日本支部の年会費が25ドルくらい。2009年度は特別に年会費免除らしいが)
- 社会貢献
- どちらかというと、こちらの方が自分的には重要。
- 自分は業務で上流工程に関わることがほとんどだが、上流工程をきちんとこなせる人材というのは本当に少ないことをいつも実感している。業務とシステムの両面を理解し、業務側の要求を的確に引き出して整理して、適切なシステム要件定義に結び付けられる人材というのは本当に少ない。自分も十分できているとは思えないが、世の中に少しでも上流工程ができるSEを増やしていくべきだといつも考えている。そのための活動の場として、JSAGやIIBAは適切な場なのではないかと期待している。
JSAG/IIBAでの本格始動は、大学院の研究プロジェクトが終わる4月以降となりそうだけど、今からできる範囲で少しずつ手をつけていきたいと思う。
ITストラテジスト試験
今日は10月に受けたITストラテジスト試験の結果発表でした。結果は・・・
平成21年度 秋期 ITストラテジスト試験 成績照会
受験番号 ST224-0212 の方は, 合格 です
午前1得点 ***.**点
午前2得点 84.00点
午後1得点 66点
午後2評価ランク A
合格でした。ほっとしました。
春に受けたPMも午後1で落ちたし、今回も午後1の出来が悪くて、またダメなのかなと思っていたので、なんとかぎりぎりで通ってよかったです。これもまた私らしい、ということで。
- 午前1
- 春のPM試験のおかげで免除でした。
- 午前2
- 午後1
- どうも午後1の問題は苦手だ・・・。ITの試験というより、現代文の試験を受けているような感覚に陥ってしまう。
- 午後1だけは、それなりに勉強しました。主にシスアナの過去問を解くだけだったけど、それで結構感じはつかめたんじゃないかと。
- 午後2
- 昔から小論文は得意なので、試験に向けて特に対策はしませんでした。
- 一番大変だったのが、2時間という短い間に2-3000字の文字をシャーペンで書くこと。仕事でもキーボードをたたくばかりで、自分で字を書くことがあまりないし。いや、試験時間の最後の方は手がつるかと思った・・・
次は今春に落ちたPMのリベンジをしなくては。次も午後1がネックになると思うので、早めに対策を練っておくことにしよう。
最強組織の法則/ピーター・センゲ
有名な本なので一度は読んでみようと手に取ってみましたが、ちょっと難解でした・・・原書自体が難解なのか、日本語訳の問題なのか。良い本だとは思いましたが、もっと平易な文章で書けばいいのに、と思ってしまったり。
- システム思考
- 構造的要因が行動を形作る。だから、構造を変えれば、別の行動パターンを生み出すことができる。出来事中心の考え方が支配する組織では、精子得的学習は不可能である。生成的学習には「構造的」すなわちシステム思考が要求される。行動の構造的原因を見出す力が重要となる。
- システム思考の基本要素として2つのプロセスがある。ひとつは「拡張フィードバック」。小さなことが徐々に大きく拡大していくようなプロセス。いわゆるグッドサイクル・バッドサイクルにようなもの。
- もう一つは「平衡プロセス」。ある目標値に自動的に修正しようとする力。多くの場合、成長限界は平衡プロセスにある。平衡プロセスのルールを変えるために、制限要素を特定し、それを変えなければならない。レバレッジは拡張フィードバックではなく、平衡プロセスにある。
- そして重要な概念が『遅れ』。行動と結果の間には必ず遅れがあることを理解する。蛇口のお湯が出ないからといって、蛇口をたくさん開けてしまうと、熱湯が出てきてしまうようなもの。
- 他者が事象や力のみを見ているところで、行動の背後にあるパターンを見抜く。システム思考の技術は、複雑さや微妙さが増す構造を、多くの些細な問題や様々な圧力の存在する現実のビジネス環境の中で認識する能力にある。
- 自己マスタリー
- 自己マスタリーに必要な2つの活動。一つは自分にとって何が大事なのかを常に明らかにすること。もう一つは、どうすれば今の現実の姿がより明確に把握できるようになるか、学習し続けること。
- 二次的なゴールではなく、突き詰めた本来の欲求に焦点を当てられるだけの能力が自己マスタリーの基礎となる
- 現実とギャップのあるビジョンを描く。ギャップ(クリエイティブ・テンション)は大きすぎても小さすぎても良くない。クリエイティブ・テンションのないビジョンなどありえない。
- なし崩し的にビジョンを引き下げる圧力から逃れる。現実とのギャップ(クリエイティブ・テンション)とギャップが存在することによる精神的な不安(エモーショナル・テンション)を区別する。単なる精神的な不安により、ビジョンを引き下げるようなことを起こさないように。
- ビジョンにこだわり続ける。自分のビジョンに忠実でありつづける。真実の姿にこだわり続ける。
- 組織の自己マスタリーを育むためには、リーダー自身がモデルとなる必要がある
- メンタルモデル
- ある時期における企業の成功は組織的学習のたまものであるが、時代が変わればそれまでの学習を白紙に戻す必要がある
- 同時に、矛盾点をさらけ出すために真実を客観的に直視することも重要
- 無意識に心の中に持っている『仮定』を絶えず問い直す姿勢が必要
- チーム学習
- 共有ビジョン
- 個人のビジョンを作り出すよう奨励する。誰も他人に「自分のビジョン」を与えることはできない
- その上で、組織の中のあらゆる人々の個人的ビジョンと結びつくことで、組織としての「共有ビジョン」が形作られる
- 共有ビジョンは決してトップダウンで与えられるものではない。各個人が共有ビジョンの形成に寄与することで、共有ビジョンが自分のビジョンとイコールになる
ChromiumOSインストールメモ(その2:Ubuntuを9.10に変える)
昨日はUbuntuのHPに置いてあるVirtualBoxのイメージを使って仮想マシン環境を構築したが、新しい物好きの私としては、やっぱりLatest Versionを入れておきたい。ということで、Ubuntu9.10の仮想マシン環境を構築することにした(なかなか本題のChromiumOSにたどりつかない・・・orz)。
- Ubuntu9.10のダウンロード
- 新規仮想マシンの作成
とりあえずVirtualBoxを起動して、新規仮想マシンの作成を選択。
仮想マシン名などなどを設定して・・・
仮想ハードディスクは「新規」で。
ストレージタイプは可変サイズで。
仮想ディスクの場所とサイズは適当に。
何も考えずに「完了」をクリック!
で、初回に起動すると「初回起動ウィザード」が出てくるので・・・
先ほどダウンロードしたCDイメージを選択して「次へ」をクリック
すると、Ubuntuのインストール画面へ突入。まず最初に「日本語」を選択。この画面ではマウスは効かないので、矢印キーで選択。
インストールモードの選択画面に変わるので、「Ubuntuをインストール」を選択。
で、Enterキーを押した後はしばらくこんな画面が出たままになります。しばらく待つと・・・
Ubuntuのデスクトップ画面が出てきます。ここで、デスクトップ上の「Ubuntu9.10のインストール」をクリックします。
すると、インストールプロセスが継続されます。ここでは日本語をクリック。なお、これ以降の画面で仮想マシン上で右CTRLキーを押すと、キー・マウスのコントロールがホストOS上に戻ります。
後は「次へ」をクリックするだけでOKです。ディスクの準備のところでは、新規仮想マシン作成時に設定した仮想ハードディスク容量が正しく反映しているはずです。(ここでは18GB)
ひとしきり「次へ」をクリックすると、インストール準備完了の画面が。
「インストール」を選択すると、インストールプロセスが起動します。
この後にUbuntuの再起動を行って、無事にインストール完了。
ChromiumOSインストールメモ(その1:Ubuntu環境構築編)
いまさらですが、ChromiumOSをビルド→インストールしてみます。手順について、メモを残しておきます。大まかな流れとしては、Ubuntu環境の構築、ソースのビルド、仮想マシンの構築、の順。世の中には色々と仮想マシンが転がっているけど、人が作った仮想マシンを動かすなんてちょっと怖くて・・・手順はそんなに難しくないので、こういうのは自分でやってみるのが良いと思います。勉強にもなるし。
- VirtualBoxのインストール
- まず最初に、ChromiumOSのビルド環境を構築する。ChromiumOSのサイトを見ると、ChromiumOSがサポートしている環境はUbuntuの8.0.4以降らしい。あいにくLinux端末は持っていないので、仮想マシン上に環境を構築することにした。ということで、VirtualBoxをSunのサイトからダウンロード、インストールする。インストール自体はEnterキーを連打していれば勝手に終了してしまう。途中で何度か警告ダイアログが出るが、気にせず続行を選択すること。警告が出るのは、VirtualBoxをインストールする際に、ネットワークドライバを一緒にインストールしているから(だと思う。確かめてないけど)。
- VirtualBox用の仮想マシンのダウンロード
- VirtualBox用の仮想マシンをUbuntuのページから入手する。ダウンロードしたファイルを解凍して、適当な場所に置いておく。解凍後のファイルサイズは結構大きいので注意(解凍前で750M、解凍後で2.5GB)
- Ubuntu仮想マシンの起動
まずVirtualBoxを起動。登録ダイアログは軽く無視して・・・w
左上の新規をクリック
「次へ」をクリック
好きな仮想マシン名を入力。OSタイプの欄は、オペレーティングシステムは「Linux」、バージョンは「Ubuntu」を選択。
使用メモリはご自分の環境に合わせて。私は1GBを選択。
仮想ハードディスクは「既存のハードディスク」を選択し、「空」の横にあるアイコンをクリック。
ここで「追加」を選択する。
ファイル選択のダイアログが出てくるので、先ほどダウンロードしたVirtualBox用のUbuntu仮想マシンファイルを選択する。
元のダイアログに戻ったら、下に出ている「選択」をクリック
「新規仮想マシンの作成」ダイアログまで戻ったら、「次へ」を選択
何も言わずに「完了」をクリック
最初の画面に戻ったら、先ほど作成した仮想マシンを起動。
どうしようもなく起動に時間がかかるが、しばらく待つとUbuntuの初期設定画面が出てくる。ここで「日本語」を選択して
タイムゾーンはTokyoを選択。そして、キーボード選択画面では「Japan」「Japan(106キーのこと)」を選択。
適当にアカウント名・パスワードを設定して・・・
無事にUbuntuが起動しました。
これでChromiumOSをビルドするための準備が整いました。この後、実際のビルドを行う・・・予定。